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低身長で悩む子供

低身長の治療を受けているお子さんは2万人程度いるようです。低身長の原因は色々とあります。一概に低身長だからといって病気だとは言えません。成長ホルモン、甲状腺ホルモンの不足などのホルモンの異常や、ターナー症候群などの染色体の異常、腎臓などの臓器の異常、骨や軟骨の異常、心理的なもの、思春期遅発症など体質的なものがあげられます。低身長の子供の95パーセント程度は病気ではなく体質的なもののようです。ホルモンの異常の場合は治療できるのですが、早期に治療することが重要です。低身長の中で1番多い病気は、成長ホルモンの不足による成長ホルモン分泌不全性低身長症のようです。成長ホルモンは脳下垂体から血液中に分泌されるホルモンで、骨をつくるという重要な働きをしています。

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成長ホルモンの分泌の不足

成長ホルモンの分泌が不足している子どもは、身長が伸びにくくなり、正常な子どもたちと比較して低身長となります。成長ホルモンは身長を伸ばすだけでなく、糖や脂質の代謝、タンパク質の合成にも関係しています。成長ホルモンが不足している場合、代謝調整作用にも影響を及ぼします。成長ホルモンというと成長期の子どもだけに必要な印象を受けますが、大人にとっても脂肪の分解を促したり、たんぱく質を合成したりするなどの重要な役割があります。心理的な低身長の要因としては愛情遮断性症候群などがあります。多くの低身長児は、3〜4歳までに低身長になっていて、ミルクの飲みが悪かったり、離乳食がうまく進まなかったり、少食の子が多いようです。背が伸びるための栄養としては、タンパク質が重要ですので、食事の中のタンパク質の割合を多く摂るように心がける必要があります。もちろんタンパク質だけではなく、ビタミンやカルシウムなどもバランスよく取ります。

成長曲線で子供の成長をみる

成長曲線を書けば、子供の成長の記録をひと目で見ることができます。子供の成長曲線が、標準曲線にほぼ平行なくらいなら成長障害ではありません。平行ではなく徐々に下の方へ向かっている場合や、思春期年齢にならないのに、成長曲線が上にむかってくる場合は注意が必要です。ホルモンに異常がない多くの体質的な低身長児の6〜7割は最終身長は正常化するようです。しかし残りの3割程度の低身長児は、思春期がすこし早めに来てしまい、低身長のまま終わってしまいます。未熟児で生まれた子どもは、特に思春期が早くくる傾向があります。成長ホルモン治療は、最初の2〜3年は追いつき現象がみられて、急激な身長の伸びが見られます。3年をすぎると他の子とほぼ同じ伸びになるようです。

Copyright © 2008 低身長の治療は可能?